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知的な障害があったり、身体の障害があったり、そんなみんなと一緒に過ごし、暮らしてきました。その我が家を建て替えることになって、いろいろ調べてみたら・・・!
「介護しやすい家」や、「支援のしやすい家」、そして「パリアフリーの家」ばかり。一緒に過ごしたり、一緒に暮らしたり、つまりは一緒に風呂に入って、一緒にご飯を食べて、一緒に眠って・・・、という家は、まるで想定されていないのです。
それなら、そんな家を建ててやれ、ということで我が家の建替えが始まりました。これは、その様子を同時進行でお見せするブログです。

家のコンセプトは、「介護でも支援でもなく、僕たち一緒に暮らそうの家」です。それはつまりありふれて、普通の、街にとけ込んだ一軒家。

障害を持つ人の暮らしを考えたときに、どうして普通の家は想定されていないんだろう。どうして普通の家族や同棲や「一緒に暮らそう」は想定されていないんだろう。
そんなことを考えながら、更新していきます。
どうぞお付き合いください。

2008年11月26日

地面が掘られていきます

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昨日まで更地だったのですが、今日はご覧の通り。
一仕事終えて夕方に戻ってくると、工事の車が来ていました。
基礎を深くするあたりが重点的に掘られていたようです。
posted by 五十嵐正人 at 19:48| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月25日

基礎をしっかり

前の記事で書いた、地面から出てきたコンクリートの塊ですが、今日、調査の結果がきました。
結果として、これまで何十年か無事に家が建っていたので、その地盤をいたずらにいじるのはやめようということになりました。
しかし、念には念をいれて、基礎はしっかりと・・・。
当初より一部基礎を深くする予定だったのですが、その確認と、さらに基礎の鉄筋をいれる幅を倍に狭めることにしました。
多少出費がかさみますが、とりあえず完成予定は当初の通り3月末日でいけそうです。
今はまだこんな感じです。

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これから、基礎工事が始まっていきます。
posted by 五十嵐正人 at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月14日

ゼロからのはじまり・・・?

地鎮祭が行われました。
天気にも恵まれて、工事の安全を祈願しました。

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更地になって、いよいよ建設が始まります。
ゼロからのはじまり・・・、と行きたいところだったのですが、家を取り壊した下の地面からコンクリートの塊がいくつか出てきて・・・。
さっそく午後に調査してもらったのですが、結果によってはコンクリートを取り除いたり、地盤を直したりというような作業が追加される可能性があります。
そうなると資金が余計に必要になる問題もあり、さらには完成される日が伸びる心配も・・・。
「ばおばぶ」のご利用を待っていてくださる方たちのことを考えると、一日も早く完成させたいのですが。
ゼロからのはじまり、のはずが、マイナスからのはじまりになってしまいそうです。
でも、無事、地鎮祭も終わりました。
工事に関わるみなさんの安全をお祈りしています。
posted by 五十嵐正人 at 23:42| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月13日

玄関はこの辺り

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家の形に、紐が張られていました。
玄関はこの辺りです。

前の家でも、本当に沢山の人がここからやってきました。「ばおばぶ」をご利用下さる方。ボランティアに来てくれたり、見学にいらしたり、実習に来たり、きっと誰も玄関を通らなかった日はなかったのではないだろうか・・・。
僕ら夫婦(五十嵐&小島)はこの玄関を出て利用者さんを迎えに行ったり。「生活ホーム 小島屋」に暮らす弓子さんは、仕事に行ったり遊びに行ったり。裕子さんは遊びに行ったり、遊びに行ったり・・・。
新しい玄関も、きっと毎日多くの人が出入りするのでしょう。
紐が斜めに張られた新しい玄関には、車椅子の人と出たり入ったりする工夫があります。

明日は、友引。地鎮祭が予定されています。
posted by 五十嵐正人 at 13:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月11日

更地になりました

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見事に、更地になりました。
posted by 五十嵐正人 at 09:51| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月09日

「ばおばぶ」について

「ばおばぶ」は、五十嵐と小島が行っている仕事の屋号です。
「ばおばぶ」は、障害を持つ人と一緒に過ごすことが仕事です。
たとえば、お母さんが病気の時に、障害を持つお子さんをお預かりしたり。たとえば、旅行に行きたい時に一緒に行ったり。基本、理由は問わず、居住市町村や、障害の種別なども関係なく、ご利用をいただいています。
はじめてボランティアとして、こうしたことをはじめてから四半世紀がたちました。平成元年からは職業としての仕事に転換しました。
ずっと変わらずに、同じことを同じスタイルで続けています。
このことが可能だったのは、なによりも「ばおばぶ」が支援費制度や障害者自立支援法などの社会福祉と距離をおいてきたからだと思います。

僕らがはじめた頃、1980年代には、生活支援(制度的名称でいうなら)のようなメニューは、社会福祉にはありませんでした。障害者の面倒は家族がみるのが当たり前、という迷信が蔓延っていた時代です。僕らはその時に、二つのことが必要だと考えました。
一つは「福祉のメニューに、生活に関わることも必要だ」ということ。
そしてもう一つは「社会福祉以外の福祉のあり方が必要だ」ということです。
だから僕らは、社会福祉の制度外で生活に関わることを行ってきました。

僕らはこうした社会福祉以外の、しかし福祉という意識で行われる活動を、「社会福祉」と分けて「自由な福祉」と名付けました。

たとえばそれは障害者自立支援法の外にあるので、「自立」を目指したものである必要はありません。そして「支援」である必要もありません。一緒に風呂に入って、一緒にご飯を食べて、一緒に時を過ごし、一緒に暮らす。
早い話、僕らが日常的に誰かとしている時間の過ごし方をしているわけです。

この四半世紀にいろいろなことがあって、今は「ばおばぶ」だけではなく「生活ホーム 小島屋」(いずれ詳しく書きます)というのもやっています。このあたりのことについては、下記の小説にまとめてあります。興味のある方はお読みください。

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さて、そんな僕らの暮らしなので、新しく建てる家は、自立や支援やバリアフリーなどという概念から自由であるように願いました。
結果からいうと、ありきたりな普通の家づくりです。

2008年11月06日

家の姿が無くなりました

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昨日までは見えていた外観が消えてしまいました。
代わりに姿を現した油圧ショベル。そして廃材を積んだトラックが交替で路地を出て行きます。
その一つひとつが、みんなで暮らしていた家だったんですね。
posted by 五十嵐正人 at 23:10| Comment(6) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月03日

美味しそうな家

11月2日、気になる建築家、丹羽修さんの新作「双子の家」の内覧会に行ってきました。
今回の丹羽さんの作品は丹羽さんご夫妻と、双子の兄弟丹羽元さんご夫妻の住む家です。
お二人の仕事と、「双子の家」の詳細は、それぞれのホームページでご覧ください。

建築家・丹羽修さん
http://www.nl-d.jp/

ハンドメイド革工房・丹羽元さん
http://www.niwaleathers.com/

丹羽さんの建築は僕にとっては、なんといっても「美味しそうな家」です。
内装の木々がふんわりしていて、自分が子供だったら絶対に齧りつきたくなる感じ。子供がいたらきっと、この家を食べながら大きく育っていくんだろう・・・。そんなふうに思える建築です。

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どうですか、美味しそうでしょう。二階の写真です。
梯子段をのぼるとロフトへ。下の横長の窓からは一階の様子が見えます。

今回僕は、自分の家の建替えを大手のハウスメーカーにしました。理由はいろいろあるのですが、その一つは友人知人にあまりにも沢山、一級建築士がいるということです。それぞれに気になる設計をする人たちなので、誰かを選んで依頼することはとても出来ませんでした。
もちろんほかにも理由があるので、それはまたの機会に書きます。
いずれにしても自分の家を考える過程で、丹羽さんや友人知人の建築家の仕事は刺激になりました。

設計事務所と革工房が寄り添う「双子の家」は柏の街の新しいスポットになることでしょう。
posted by 五十嵐正人 at 00:15| Comment(0) | TrackBack(1) | 周辺(関わりのあるあれこれです) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年11月01日

解体が始まっていました

昨日は遅くまで引っ越しと、荷物の整理。
今朝、遅くおきるとすでに・・・。

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何年間も、頑張ってくれた家。
本当に沢山のお客さんを迎えてくれました。
走り回ったり、飛び回ったりしていた子供や、柱をかじったり、壁に穴をあける人もいました。車椅子の人でも一緒に入ることができた風呂や、トイレなどなど、この家の頑張りは本当に大きかったです。

この家での、「一緒に暮らした」経験を大切に、新しい「一緒に暮らそう」の家を設計しました。
文句一つ言わずに僕らを住まわせてくれた家に、感謝です。

ご苦労さま。
posted by 五十嵐正人 at 17:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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